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2020.04から、運用資産60万円からの投資スタート。資産額が小さい者には人権が無いのか?自分で確認してみたい。米国株と少し日本株。

【決算の読み解き】実力派に学ぶ米国株決算の解読

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前書き

 

昨今はツイッターで有益な情報が流れてくる時代です。

今日は、投資のうえで重要になる「決算」をどのように読み解くか?をトピックスとします。

 

 

 

決算は「過去の結果」ではない

 

疑問を投げかけたのは、ゴダイバさんです。

 

 

ゴダイバさんの意見を自分なりに咀嚼すると、

決算からは「未来」を読み取るべき

という事になりそうです。

 

これに対して、監査法人の経験者であるケイさんが所感を述べており、大変勉強になります。 

 

 

ストーリー性」というキーワードが出てきました。

 

ざっくり、会社の成長ビジョンに沿った業績が出ているか?の意だと思いました

 

 

まずは、会社をマクロに俯瞰し、成長ストーリーを捉えるところが出発点となりそうです。

会社の描く未来をまずは描くところから。

 

ちょっと想像してみました。

 

会社は、こういう成長ビジョンがあります!と示し、それに向かって戦略を立て、日々業務に励みます。

 

適切な舵取りがなされていれば、これが業績に反映されるのは必然。

売上が伸びた部門は?
外的要因は?
戦略の妥当性は?
伸び代は?

…等々、確認すべきことは多々ありそうです。

 

これの意味するところは、「数字」では目標を達成していても、中身が成長ビジョンと異なりうる、という事だと思います。

 

 

演習:決算のストーリー性とは

(かぶぴ独自解釈に基づく)

 

 

例えば、
米国が主戦場、売上は年20%の成長予測、国際的な展開によりマーケットを拡大する
というビジョンの会社を想定してみましょう。

決算のポイントを、どう考えますか?

 

 

この場合、決算で確認すべきは

売上(数値)
国・地域別シェアの推移(ストーリー)

になると思います。

 

 

売上は30%伸び、目標過達!

という決算を出し、決算書には

 

売上の地域別内訳は、
前年は米国90%その他10%に対し、
今年は米国96%、その他4%!


と書いてあれば、値の上では良い決算という結果を出しましたが、ストーリーにそぐわないと言えるのではないでしょうか。

 

 

このように、

国際展開を目指しているのに、主要拠点への依存度が増してるよね?

という矛盾を突くには、決算のストーリー性まで目を向ける必要があります。

 

 

 

数値ばかり精査しても、全体観はつかめないですよ、ということですね。

会計士は、数値以外も読めることがステータスになりそうですね。

 

 

 

ゴダイバさんも納得されたようで、キチンと思いが言語化された一連のやりとりという風に見えます。

 

 

ミスター・ラビットさんのコメントも参考になります。
私と同様の見解です。

 

 

まとめ

 

決算は数値ばかり見てもしょうがない。

→Y!Finance等だけでなく、決算書もきちんと見に行くべき。

 

ストーリー性の確認が必要。

→個別株を扱う方は、一緒に技能を身につけましょう。

 

 

 

 

以上となります。

それでは、米国株のリターンを求めて日々頑張りましょう。