【アフターコロナの投資戦略】貯蓄の行く先を読むー米国株投資ー
【前書き】
昨今はツイッターで有益な情報が流れてくる時代です。
今日は、アフターコロナに向けてどんな投資戦略を描くか?
に関するrunoさんの思考です。
まず、runoさんの着眼点は
【米国の貯蓄増】が出発点です。
【過去最高の米国貯蓄率】
下記記事が参考になります。
米国の貯蓄率は、過去最高額となっています。
それゆえに、次に示すように、クレジットカード支払い延滞は過去最低水準。
米国のクレジットカード支払い延滞率が過去最低水準に
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2021年1月25日
学生ローン・住宅ローン凍結、失業手当・給付金などで支出を減らし生活改善傾向
→但し小売り消費は減少のダメージ
U.S. credit card delinquencies reached record-low levels in 2020 https://t.co/ONz5TyaDJS @businessより pic.twitter.com/PtveoMIXA2
すなわち、今米国人は、
コロナの先行き不透明さにより、
過去最高に堅実な資産管理をしています。
これは本来、娯楽や購買、投資に充てられていた資金が貯蓄に回った結果です。
ゆえに、例年よりもガッツリ消費が落ち込んでいるのが今です。
次にその支払先をみるべきです。
一時、ヘルスケアに大きく支出されましたが、
その後は減少傾向にあります。
また、一般的な消費は依然低いままです。
必要最低限の生活で倹約しながら、
外に行っても現状大手を振って娯楽を楽しめない様子が伝わってくるかのようです。
次に、各種投資先を見ます。
コンピューティングや住宅建設は活況です。
一方で、工業設備や交通設備への投資率はボロボロです。
このことから、既にコンピューティングや建設は例年以上に資金が入ってきており、
一方で工業や交通へはこれから資金流入する段階にあると言えます。
それと一般消費、娯楽の類ですね。
ここまでがrunoさんのツイートを読み解く前提となります。
【runoさんに学ぶアフターコロナ戦略】
旅行・イベントなどの経済リカバリ戦略について整理。自分が考える一番のポイントは「リバウンド戦略ではない」ということ。リバウンドであれば例年並みに戻るまでが狙いになるけど、この1年は可処分所得と消費支出で大きく差が発生し貯蓄に回っている(貯蓄率の上昇)#投資
— runo (@runostock) 2021年1月31日
先に見たように、貯蓄率は過去最高に膨れ上がり、
消費支出は低く抑えられています。
かつてないほどの差が発生しており、
外で遊べるようになればお祭り騒ぎになると思われます。
経済正常化によりこの貯蓄の一部が消費に回るわけだけど、消費分類を見ると大きく減少したのは交通、飲食といったコト消費で、家電等のモノ消費は概ね例年並みに戻っている。とすれば正常化に伴う消費増効果はサービス分野に集中し、リバウンドではなくそれ以上の効果をもたらす見込となる。
— runo (@runostock) 2021年1月31日
まさに交通へ資金が入っていないことが述べられています。
一方で、家財への支出などは例年通りと。
過去最高に貯蓄がある今、大型家電も買い向かえるのは必然でしょうね。
ここで述べられている、【例年以上】が肝だと思います。
この場合に何が急増する消費の受け皿としてその恩恵を受けられるかということになるが、コップにいくら水を注いでも注げる水の量は限られるので、このコップを大きくできるか(量拡大)、注がれる水をより高価なものにするか(価格上昇)ができるビジネスでないと、稼働率100%例年通りまでに留まる。
— runo (@runostock) 2021年1月31日
いつもより大きな消費エネルギーが注がれるとき、これを受け止めるには
①受け皿を大きくする
②受け皿を増やす
が主だった戦略として考えられます。
コロナで業績が収縮したところに、
例年以上の需要が降り注ぐわけですから、
ビジネスの収縮/拡大が柔軟に行えるか?
は重要なポイントです。
価格の基準が消費者にとって明確になっているビジネスは値上げが難しいと思量。
— runo (@runostock) 2021年1月31日
△飲食:座席は限定されるうえ、単価を上げるのは難しいか。
○ホテル:稼働率客室だが、需要により柔軟に価格増加ができる。
△交通:通常している割引がなくなるくらい。
○カジノ:単純に使う金額の増加が見込める。
○OTA:取扱急増と単価増加に伴う手数料増加(10〜20%)が見込める。
— runo (@runostock) 2021年1月31日
○ライドシェア:観光客が急増した場合でも公共交通を急に増やすことはできないのでライドシェア需要が大きく伸び、価格も上昇が期待できる。
△スポーツジム:単価は増やせないが人数は増やせる。
この辺は現時点のイメージ。
ここに述べられているのは、まさにその通りだと私も思っています。
【注目銘柄】
例えばホテルは多少高かろうが、泊まるでしょうね。
多分私もそうしますね。
リア充銘柄、ハイアット($H)なんか良いでしょうね。
たとえばハイアット・ホテルズ(ティッカーシンボル:H)に注目している。 pic.twitter.com/cz5c74iy5i
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年10月11日
あとは、ライドシェアなら $UBER に注目します。
OTAは、どうでしょうね...まだ決めかねています。