米国株なら かぶぴのnimus

2020.04から、運用資産60万円からの投資スタート。資産額が小さい者には人権が無いのか?自分で確認してみたい。米国株と少し日本株。

【米国株初心者】円貨決済×頻繁な売買 のワナ-多額の手数料-

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はじめに、2021.02.03時点で、楽天証券でかぶぴが実現した米国株の損益を示します。

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ドル建てで、$1,050のプラスです。

円建てで、34,000円のプラスです。

 

 

無知で利益の7割を飛ばしたかぶぴ

 

 

なんと、わたくしかぶぴは、
取引上は1050ドルも利益を確定させたのに、実際には利益を34,000円しか受け取っていないのです!!

 

1,000ドルなら、円ドルレートを随分安く見積もって100円=1$としても、 105,000円は有っても良いはず

 

これ、前々からドルより円の金額がガッツリ少ないんです。

はじめはバグかと思いました。

 

 

 

しかしバグではないです。

 

では、かぶぴの7万円は何処へ??

 

…答えは「手数料」と「売買頻度」です

 

 

えっ!そんなに手数料高いの?株こわい!
…と思われた方がいたら申し訳ありません。

 

約定代金の0.495%(税込)です。

 

米国株式 手数料

 

 

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業界屈指の格安手数料!最低手数料0米ドル!

1取引当たりの手数料

約定代金の0.495%(税込)

引用:楽天証券

 

 

じゃあ、なぜこうなったかというと?

 

 

楽天証券

米国株を、
円貨決済にて、
頻繁に、

売買していたからです。

 

 

 

 

なぜ円貨決済は高くつく?

 

米国株はドルで買うものですから、為替手数料が余分にかかるからです。

 

 

日本に住んでいる以上、馴染みがある通貨は”円”です。

 

しかし、日本における投資の世界では、今、米国株がブームです。

 

そこで、決済通貨は何かと使い勝手の良い円で
取引対象は米国株で

…なんてことをしていませんか?(私はそうでした)

 

下記、モトリー・フールの記事にあるように、円貨決済は、取引手数料と別の手数料がかかります。
証券会社が定めた為替手数料です。

 

www.motleyfool.co.jp

 

 

 

抜粋します。

 

手間を省く円貨決済。コストを省く外貨決済

  • 円貨決済:手間を省く
  • 外貨決済:コストを省く(ただし両替するタイミングに注意)

結論から言えば外貨調達の手間をかけずに日本円でそのまま外国株を買うなら円貨決済を選び、取引手数料にかかるコストを抑えたいなら外貨決済を選ぶのが一般的です。

しかし、証券会社によっては外貨決済しか選べないところもあれば、円貨決済のみに対応しているところなどもあるため、事前に円貨決済・外貨決済に対応しているのかどうかを確認する必要があります。

例えば最高取引手数料が安いサクソバンク証券は、現状円貨決済のみにしか対応していないなど、証券会社によって選べる決済方法に違いがあるからです。

 

引用:米国株で円貨決済と外貨決済ではどちらがおすすめ?

 

と、よくまとめられています。

 

しかし正直、この「手間」というのは大したものではありません

取引に使っている資金が余剰資金で、急に引き出す必要に迫られない限りは、ドルで売り買いしても何の支障もありません

 

頻繁に取引する場合は尚更そうで、

初の資金投入時:円貨決済
普段の売買:外貨決済
どうしても資金を引き出さなければならないとき:円貨決済

とすればよいのです。
そうしないと、多額の手数料を取られます。

 

 

 

この違いが、次のようにまとめられています。

 

米国株投資の円貨決済と外貨決済の違い

米国株投資の円貨決済と外貨決済の違いを簡単に説明します。

日本円でそのまま注文できるのが円貨決済で、自分で米ドルを用意して米ドルで注文するのが外貨決済です。

円貨決済

円貨決済は、外国株購入の際に証券会社の指定レートで外貨を自動的に売買する決済方法です。

自分で外貨を調達せず、手元にある日本円で米国株を買えるため外貨決済よりも手間がかかりません。

しかし「証券会社の指定レート」で両替するというのが、円貨決済で気をつけなければいけないポイントです。

一般的に証券会社の指定レートは外貨決済の指定レートよりも高めに設定されています。

または、自分で安く外貨を調達すれば円貨決済の指定為替レートよりも小さな為替手数料を実現することが可能です。

また取引の度に為替手数料が発生してしまう点も手数料がかさむ理由になります。

引用:米国株で円貨決済と外貨決済ではどちらがおすすめ?

 

米国株を取引する場合、

円貨決済は、「取引手数料+為替手数料」
外貨決済は、「取引手数料」

を支払うことで売買が成立します。

 

例として、楽天証券では1$あたり0.25銭かかります。

1$を100円とざっくり見れば、0.25銭は0.25%に相当しますね。

 

今なら1ドル105円くらいなので、もう少し低いですかね。

 

 

 

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引用:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/learn/seminar/pdf/20200627_01.pdf

 

 

元々、取引手数料が0.495%ですから、0.25%を追加するとなると、

 

円貨決済時は手数料が5割増しと言えます。

 

そんなわけで、
日本株はもちろん日本円で取引すればよいのですが、
米国株は外貨で決済するべきです。

 

外貨決済

外貨決済は、米国株ならば米ドルを口座内に用意し米ドルのままで取引する決済方法です。

外貨のまま買いつけ口座に米ドルを保有しておけば、取引のたびに為替手数料が発生しません。

また自分で安く外貨調達する方法を選べば、円貨決済の際に使われる為替レートよりも安く外貨を調達できるため、取引コストの削減につなげることもできます。

引用:米国株で円貨決済と外貨決済ではどちらがおすすめ?

 

最後に書いてあるように、自分で為替レートをみて、ドルが安い時に仕入れておくと、尚更良いです。

しかし、私はそこまでする必要はないと思っております。

 

 

 

 

おすすめ決済ルール

 

私は下記を勧めます。

 

初の資金投入時:円貨決済
普段の売買:外貨決済
どうしても資金を引き出さなければならないとき:円貨決済

 

為替レートを日々見る手間はなく、預金を外貨に換えすぎてしまうリスクを抑えます。

 

 

とはいえ個々人でライフスタイルが異なりますから、自分の性格とトレード方針に合った決済ルールを見つけるのが最良の方法です。

 

 

 

 

手数料も積もればデカい

 

あとは、頻繁に取引した結果、手数料が嵩んでいます。

以下に、赤裸々ながら昨年の月次取引履歴を示します。

 

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投資資本60〜130万円に対し、毎月同等の額を取引しています。

※すべて現物取引

 

すなわち、毎月ポートフォリオがまるっと入れ替わるくらい、取引していると言えます。

 

先に示したように、売買手数料は0.495〜0.7%ほどかかりますから、

毎月総資産の0.4〜0.7%をロスしていると言っても過言ではありません。

 

2020年の総売買額は870万に及び、

0.5%の手数料を仮定すると、手数料を4万円強支払ったという計算になります。

 

さらにドル円チャートに示すように、私が売買を始めた4月から、円高ドル安に推移しているので、

ここで2,3%追加で損しています。

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それで、今のように手元の利益がとても小さくなったわけですね…。

 

頻繁な取引は、控えるべきですね。

日本株の場合は、毎日一定額までは手数料無料だったりするので、日本株の頻繁売買はこの限りではありません。)

 

 

 

まとめ

 

ただとにかく、

余計な手数料は払わないように、そして
頻繁に売買して手数料を多額請求されぬように、気をつけましょう!

 

せっかくの利益が、勿体ないですから。
…というお話でした。

 

以上です。
それでは、引き続きパフォーマンス向上に努めましょう。