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2020.04から、運用資産60万円からの投資スタート。資産額が小さい者には人権が無いのか?自分で確認してみたい。米国株と少し日本株。

【$INMD -4】インモード(Inmode)の株価動向分析!ヘルスケアの米国グロース株、テンバガー候補

本連載:インモードの銘柄分析は、noteにて増補集約版を執筆しました。
こちらも併せてお読みいただくと、より理解が進むと思います。 

 

note.com

 

 

 

私のヘルスケア投資で、最もポジションが大きいのがインモード。投資判断を確固なものにするべくリサーチ中。

 

先日から、上場来最高値を更新し、新波動に突入したような様子も見せています私は新高値更新での買い増しが好きなので、含み益を半分薄めるほど、大きく買い増しました。

 

そんなわけで、かぶぴによる”かぶぴのための”株価分析です。過去の動きと、今後のターゲットプライスを考察しますが、長くなってしまったので、ターゲットプライス考察は次の記事で書くこととします。そして、本連載を胸に、かぶぴは短期的な下落に屈しないホールド力を保持することを狙います。

 

ざっくり過去記事の振り返り。下記に示す第一回目に、まずはどんな会社か?を述べました。

 

nimus.hatenablog.com

 

第二回目では、seeking alphaによる分析記事を読み、所感と考察を加えました。該当記事は無料ですが、優良級のリサーチ記事だと感じました。一読推奨します。私は、これを読んで、InModeが美容医療業界を主導するリーダーだと考えました

 

原文記事:A Multi-Bagger Stock In The Making: InMode Has All The Right Traits

https://seekingalpha.com/article/4397095-multi-bagger-stock-in-making-inmode-all-right-traits

 

nimus.hatenablog.com

 

オニールが述べたように、成長株投資ならば業界の主導株に乗るべきです。すなわち、InModeは成長株投資に適格な可能性があります

 

とはいえ妄信的になるのは、大変危険です。客観的な意見も欲しいのが、正直なところです。

 

その一環として、第三回目ではTwitter上での反応をリサーチしました。ユーザーの声や、個人ならではのネットワークによる強み弱み分析、懸念リスク、今後の見通し、投資判断など、役立ちそうな情報を掘り出すとともに考察を加えました。

  

nimus.hatenablog.com

 

 

今回は第4回目として、株価分析です。過去の動きと、今後のターゲットプライスを考察します。

 

 

 

推移分析:株価

Treadingviewで生成した、$INMD のIPO後の株価、PER、PSRチャートです。日足で示しております。

※これは投稿2日前に取得した チャートです。最新チャートでやればいいのですが、これで下書きしたので面倒です。

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株価はこんな感じで、IPO後はジグザグと。コロナショックで一気に暴落、IPO価格付近まで下落。そのあとは右肩上がりで回復。

 

Eマークは決算です。コロナ後は、良い決算でもすぐには株価は高騰しませんでした。

 

コロナ下落後は、出来高と、陽/陰線にも着目してください株価が横ばいの間は、ほとんど陽線(緑)がありません。以下のパターンの繰り返しに見えます。

 

①しばらく、地味~に下げつつ、ヨコヨコで推移する。

②ある時ポン!と大きな出来高を伴って上昇する。

 

たまにまとめ買いが入るほかは、普段の商いが薄く、ボチボチと利確されている印象です。

 

握力が弱い人、機会損失が怖い人、もっと上がる株、知ってるわ!という人には、一切向かない動きですね。

 

ただし、”少なくともこれまでは”、と付け加えておきます。

 

こ数営業日で、株価はかなり上昇しています。買い圧力が強く、ついには過去高値付近を付け、昨日も最高値を更新しました。

 

米国グロース株投資では、「新高値更新は良いエントリーポイント」と言われています。

じっちゃまこと、広瀬氏が、新高値更新が買いである理由を述べた記事があります。

 

※2 そのほか、このツイートも参考です。

 

 

 

 そういうわけで、今後の機関投資家の買い期待、個人投資家の新規イン期待、売り圧力の低下予想、良好なモメンタム、そしてファンダメンタルズ分析でも明確な割高感がなかったことから、私は大きく買い増しを実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

推移分析:PER

 

私の場合、PERは、人気度を測る指標の一つとして活用しています(赤字企業ならPSR)。

 

数値がいくつだから良い、悪い、というのも無くはないですが、過去にどの程度のPERで取引されていた株か?という観点や、過熱していないか?という観点で扱うことを心がけています。

 

まず過去推移を見ます。先ほどのチャートをもう一回、貼ります。

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一時コロナショックにより、PER20を切って以降、PERの水準は切りあがっています。

 

コロナショック前後の動きを見ていると、目安としては、PER X25~30くらいで取引されることが多いイメージでしょうか。

 

そして直近では株価が連日跳ね上がりPERが40を超えています。

これは、下記記事のように、2/18の決算の中間報告として暫定業績予想が発表され、その内容が良かったことを受けた動きと思います。

https://seekingalpha.com/news/3650691-inmode-sees-4q20-and-fy20-revenue-above-consensus

 

暫定業績の時点で、コンセンサス予想を上回っています。

 

会社側としては決算を外すなど絶対にしたくないことです。

すなわち、この予想が2/18の本決算で下方修正される可能性は、無いに等しいのでは?と予想します。

 

ゆえに、現在の株価をPERで推し量るときに、計算に用いるEPSは、この会社発表の予測値が良いかと思います

記事から、20FYの通期EPS=$2.08~2.10を予想 と述べられています。

保守的に見るならば、$2.08を使うのが良いでしょう。

 

そうすると今のPERは、ざっくり60/2.08=30弱となります。高騰しているように見えますが、そんなに高いですかね?と思います。

 

何なら、2020年の1~3月でのPERより、まだ低いですよね。

 

じゃあ買いなの?売りなの?というのはわかりません。各々の信念に基づくべきです。

 

私は、そもそも本銘柄に限らずグロース株は 過去最高値からの下落→反転、ブレイクでの新高値 は買い場!と考えていたので、買いです。

 

ただ、期待で買われて事実で売られる可能性もあり、本決算後には下落するという予測もアリだと思います。

加えてアノマリーとして、新大統領就任年度の2、3月は株式市場パフォーマンスが悪い、というものがあります。

 

 

この株は、第2回で述べたようにボラリティが市場平均よりだいぶ大きいので、落ちるときはかなり落ちても、恨めません

 

よって目先は利確や調整に巻き込まれるかも。

 

例えば、私ならば、PER20まで下げる雰囲気になるかも?というケースも無くはないと思っており、その時は、$40まで下がるので、今の株価からは33%の下落、となります。これくらいは致し方なしと思ってベットしています。

 

まあ、これは元も子もない話で、株が上がるか下がるかで確信持てる人なんていないでしょうけどね。

 

その時は、私ならばカップウィズハンドルの形成を待ち、ハンドルが過去最高値をブレイクしたら買い増しを行いますね。

 

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