【$INMD -3】インモードは医療機器のグロース株!参考になるツイートと考察
本連載:インモードの銘柄分析は、noteにて増補集約版を執筆しました。
こちらも併せてお読みいただくと、より理解が進むと思います。
私のヘルスケア投資として、最もポジションが大きいのがインモードであり、投資判断を確固なものにするべくリサーチ中。
下記に示す第一回目に、まずはどんな会社か?を述べました。
第二回目では、seeking alphaによる分析記事を読み、所感と考察を加えました。該当記事は無料ですが、優良級のリサーチ記事だと感じました。一読推奨します。私は、これを読んで、InModeが美容医療業界を牽引するリーダーだと見ました。
原文記事:A Multi-Bagger Stock In The Making: InMode Has All The Right Traits
https://seekingalpha.com/article/4397095-multi-bagger-stock-in-making-inmode-all-right-traits
オニールが述べたように、成長株投資ならば業界の主導株に乗るべきです。InModeは美容業界の主導株といえ、成長株投資に適格です。
私としては、強く買い進めたいところですが、やはり客観的な意見も欲しいのが正直なところです。
その一環として、Twitter上での反応をリサーチします。InModeの分析記事は、ブログ記事がほぼ無いという観点と、近年はフットワークの軽い個人投資家が影響力を増し、中小株の値を動かす力を持ってきているので、リサーチ対象として適格と思いました。
すなわちInModeの分析連載の第三回目は、Twitter上での個人投資家・カスタマーリサーチを実施することを目的とします。ツイートに対する所感などをまとめて備忘録とし、本記事を公開したいと思います。
※本記事は張り切って書いた結果、ブログを正常に読めないという事態が発生しました。
おそらく文字数の問題だと思うので、トピックスを別記事として分割し、対処しました。
読者の皆様には大変ご不便をおかけしますが、何度リロードしても読み込めない事態になったため、ご了承ください。
それでは本編です。
まとめに用いたツイートが100近くあるので、時間があるときに見ることをお勧めします。以下6トピックスの構成となっております。
目次(直リンク付)
1.【runoさんの一連のツイート】←本記事
→InModeの概要。日本語
2.【特許ベースの議論...カピバラさん発のInMode考察スレッド】
→InModeの強みって何なんだ?
3.【市場成長、競合他社の議論...カピバラさん発のInMode考察スレッド】
→今後の展望の考え方
→こんなに良い会社、こんなに安いのなぜ?という疑問の声
→CEOが過去に所属していた会社から特許の訴訟を受けていたが、解決済。
6.【美容医療ユーザーの声】
→ネガティブな声も当然あった。しかしポジティブな声が多い。あとそもそもレビューが少ない
【runoさんの一連のツイート】
まず参考になったのが、runoさんによる一連のツイートです。
$inmd は外科用なので消耗品の売上も結構立ってて安定したビジネスモデルなんですよね。粗利も80%後半という強さ。日本の美容外科の治療器具でもルメッカ使われてるので評判も高い様子。 https://t.co/c44IK2e5Xu
— runo (@runostock) 2021年1月14日
消耗品の売り上げを考えていなかったので、これは大変為になりました。一度機器が導入されれば、消耗品が継続的に買われると想像しました。
$inmd イスラエルの美容外科向け低侵襲性レーザー医療機器。第四四半期(未監査)収益は7450万ー7500万ドル(YtoY 60%↑)(QtoQ 25%↑)(コンセンサス7100万)
— runo (@runostock) 2021年1月17日
この会社は既に利益も出ていて、未監査の第四四半期でeps0.91ー0.93。本期含む2020年度epsが2.08ー2.1。#アメリカ株
実績epsで27倍、来年度予想として0.92×4の3.68で15.5倍。この辺はコンセンサス(2.19で26倍)と大きく離れているので懸念はあるが、業績として拡大傾向なのは間違いなくこれも消耗品が多いため安定したビジネスになり、景気回復期でも拡大が期待できる。
— runo (@runostock) 2021年1月17日
来期予想EPSは、直近の暫定Q4EPS予測の4倍かな?と思いました。ちなみにこれは今期最高のEPSです。この値をベースにすべきと思う点は同感ですが、私はもっと保守的に、×0.8して計算しようかなと思いました。この試みは第4回目で実施予定。
ずっとルメッカが有名だったが、今年はマイクロニードルとRFで肌を若返らせる新製品Morpheus8が人気化しそうという話。キム・カーダシアン、アマンダ・ホールデンなども利用しているということでトップヒットになるかも。将来的な拡大として婦人科など他の医療分野に参入を計画。これも期待大。
— runo (@runostock) 2021年1月17日
実際米国の家計貯蓄率は上がっているので、どこにそれが使われるかといえばまず旅行だとは思うけど、美容整形のような不要不急一定の金額を必要とする領域にも使われてくる筈。プールが小さいから一部が来るだけで今までより遥かに需要が来ると推察。
— runo (@runostock) 2021年1月17日
そして、美容整形の市場規模はまだまだ小さいので、経済支援金などが流れ込んだときのインパクトは大きいです。短期的には、この材料が面白そうですね。
【特許ベースの議論...カピバラさん発のInMode考察スレッド】
【市場成長、競合他社の議論...カピバラさん発のInMode考察スレッド】
【海外投資家の反応...主に財務諸表に関して】
【ネガ要素?2017~2019 特許訴訟問題】
【美容医療ユーザーの声】
【おまけ:Google trendによる検索動向】
最後に、おまけとしてGoogle trendによる検索動向で締めます。
キーワード:「Inmode」での過去12か月間推移。
2020.02.16-22をピークに、InModeの検索相対値は長らく低迷していたものの、最近は上がってきています。また下がるかもしれませんが。
地域別インタレスト。
1位はイスラエル。これを100とすると、
シンガポール41
カナダ24
カザフスタン21
韓国14
米国13
ドイツ9
オーストラリア7
スペイン4
…と続きます 。主要マーケットの米国が13、そして美容医療が盛んな韓国が14なのは意外でした。
次回、第四回目では、株価動向の分析やターゲットプライスの考察を行いたいと思います。