【雑記#2】ウォール街のランダムウォーカー、読んでます -1
雑記2回目。
文字数に拘らず、推敲もせず、メモ帳としてつらつらと書きます。
サムネイル内容は、過去に何度も起こったバブルに関しての記述を読んでの感想です。
人はバブルを繰り返す
人はすぐ投機に走ってしまいますね。
そのことが、よくわかる本です。
第二章において、多くのページを割かれながら説明されています。
・コングロブーム(60’)
・ニフティ・フィフティ(70’)
・IPOブーム(80’)
・日本のバブル(90’)
・ドットコムバブル(2000)
・サブプライムローン問題(2010)
・仮想通貨バブル(2017)
等々、10年に一度はバブってますね。
直近のコロナ後に起こった小型株の暴騰・暴落も、いつかバブルと呼ばれるのでしょうか。
特に最近は許容PER、PSRが大きく膨らんでいますが、これはもうPER PSRが指標にならないということなのでしょうか?
それとも行き過ぎたバリュエーションは、歴史に刻まれたように再度正常化(収縮)の道を辿るのでしょうか。
数年かけて、要注目ですね。
砂上の楼閣に注意
第一章にある【砂上の楼閣】を引用します。
これは、昨今の小型株なんでもかんでも上昇相場に通ずるものを感じました。
この紙上美人コンテストのアナロジーは、株価形成に関する砂上の楼閣学派の考え方を端的に示している。
買い手が支払ったよりも高い価格で、他の誰かにそれを売りつけることができる見通しが立てば、どんな投資でもそれなりに意味を持つのだ。...
...買い手は将来また他の誰かが、それより高い価格で買ってくれることが期待できるからこそ、投資するというのである。
そういう世界では、絶えずおめでたい人が、新たにゲームに加わってくることを想定している。
そして同じものを、あなたが払ったよりも高い値段で、誰かが買い取ってくれることになる。
どんな値段がつけられても、その値段以上で買う人がいる限り、このゲームは続く。
そこには何の理屈もなく、あるのはただ集団心理のみである。
賢明な投資家がしなくてはならないことはただ一つ、ゲームの始めのほうで参加し、機先を制することだ。
この理論は、もう少し残酷な言い方をすれば、「より馬鹿」理論とでも呼ぶことができよう。
たとえ本質価値の三倍の値段で買っても、もし誰かあなたより愚かな人を見つけて五倍で売りつけられさえすれば、何の問題もないのだ。
引用:バートン・マルキール. ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.390-400). Kindle 版.
年初、ラッセルが二ヶ月で+22%するような大相場となった時、
【とにかくモメンタムが良いもの】
【注目を集めているもの】に、資金が集中したと、私は思います。
これはまさに、上記の状況じゃないでしょうか。
すると必然と、ハイグロの保有もナンピンも慎重に
先のように、バリュエーション無視で【買い手がいるから大丈夫】理論で売買が成立していたと考えれば、
これからは正常なバリュエーションに戻るまで、売り圧が強いと予想されます。
(それがハイグロを大きく損切りした理由でもあり。)
おそらく暴騰した銘柄の中には、
一握りの【本物】の銘柄が、
【長い目で見れば】新高値を更新し、
市場を大きくアウトパフォームする成績をもたらすことでしょう。
しかしその真贋を見分ける自信、揺るぎなく保有を続ける握力があるかどうか、自分に問いかける必要がありそうです。
この本は面白いので、何回か雑記書こうと思います。
今回は以上となります。
それでは、引き続きパフォーマンスの向上に努めましょう。