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2020.04から、運用資産60万円からの投資スタート。資産額が小さい者には人権が無いのか?自分で確認してみたい。米国株と少し日本株。

【バイアスに勝つ】 投資家のパフォーマンスを貶める15のバイアスについて -1

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前書き

 

この記事を見てくださっている皆さんは投資家だと思いますが、

皆さんは長期的に良いパフォーマンスをあげたいと思っていませんか?

私はやはり、長期的に勝ち続けたいと思っています。

 

しかし、

株式市場において素晴らしいパフォーマンスを発揮できる人と言うのは、ほんの一握り

なのだろうと、想像しています。

 

 

ここには、

【運の良し悪し】

が結構影響しているのではないかとも思っています。

強気相場でうまく乗れたら一気に大きな利を得るでしょうし、 リーマンショック後のだらけた相場なんかでは、どんなに頑張ったって利益を上げるのは相当難しいことでしょう。

 

ただそうだとしたら、もうどうしようもないですよね・・・

 

しかし私は、 運が全てと言う事はなく、

【何か、コントロールの余地がある要素でパフォーマンスの向上に効くものがあるはずだ】

と考えています。

 

私はその要素の1つが、

バイアス

だと考えています。

 

 

バイアスとは?

傾向偏向先入観データ等の偏り思考判断特定の偏りもたらす思い込み要因、得られる情報が偏っていることによる認識歪み、といった意味で用いられる語。

Weblio辞書よりー

 

 

こんな感じで、

【偏見】

【先入観】

【情報の偏り】

といったものが、投資のパフォーマンスに悪さをしているのではないかと思うのです。

 

自分はいろいろな本や論文等も読んでいて多数把握しているのですが、

そういうものを紹介しても読みづらいと思います。

 

そんなわけで、ちょっとやさしめのものを探してみました。

 

すると、モトリーフールによる、

「投資家のパフォーマンスを貶める15のバイアスについて」(意訳)

 

の解説がありましたのでこれを連載し、紹介します。 

www.fool.com

 

 

【1.先に大事なことーバイアスの解き方ー

 

そもそも本題に入る前に・・・

 

「バイアスがやばいって言ったって、

じゃあどうやって解除すればいいんだ?」

 

って言う事が、まずわからないと思います。

 

その答えは、

バイアスがあるんだ、と知ること

です。

 

 

バイアスの存在を知ることが、意思決定からバイアスを取り除く最初のステップです。

ー最高の仕事の妨げになる「認知バイアス」とは?ー

 

 

 

 

簡単でしょう?

皆様、この記事を読んでいただきましてありがとうございます。

皆さんはもれなく、バイアス解除の力をいくらか得たわけです。

 

次に肝要なのは、

【どんなバイアスがあるのか知ること】

と、

【より強くバイアスを解除する方法を考えること】

だと思います。

 

それでは、モトリーフールによる15のバイアスを見ていきましょう。

 

そして参考として、

かぶぴはどういう方法が思いつくか?そして実践しているか?

も述べたいと思います。

【2. モトリーフールがまとめた15の投資家バイアス

先ほど示したモトリーフールの記事によれば15のバイアスは下記の通りです。

 

1. Confirmation bias

確証バイアス

2. Berkshire Hathaway

バークシャー・ハサウェイ

3. Recency bias

直近バイアス

4. Backfiring effect

バックファイア効果

5. Anchoring

アンカリング

6. Framing bias

フレーミング効果 

7. Skill bias

スキルの過大評価

 

8. Hindsight bias

後知恵バイアス

9. Pessimism bias

悲観バイアス

10. Halo effect

ハロー効果

11. Illusion of control

コントロールの錯覚

12. Escalation of commitment

傾倒の深刻化

13. Negativity bias

否定的バイアス

14. Ostrich bias

ダチョウ効果

15. Risk perception bias

リスク認知バイアス

 

わかるようなわからないような?という内容かなと思います。

ちなみに2つ目のバークシャーハサウェイは、私も、何のことを指しているのかよく解りません。。。

 

今回は1つ目の 確証バイアスについてだけお話しし、 残りは連載でちまちまと出していこうと思います。

(なかなか書きごたえのある記事で、時間かかるんです・・・すいません)

 

確証バイアス

まず確証バイアスとは

無意識のうちに自分に都合の良い情報ばかり集める、 あるいは重要視してしまい、

反対意見の情報や反論を無視したり、 軽視したりすること

です。

 

モトリーフールの原文では、

Starting with an answer, and then searching for evidence to back it up. 

If you start with the idea that hyperinflation is imminent, you'll probably read lots of literature by those who share the same view. If you're convinced an economic recovery is at hand, you'll probably search for other bullish opinions. Neither helps you separate emotions from reality.

 なっており、要するに

まず答えを決めつけてから、それを支持する情報ばかり集めてしまいがち

という内容になっています。

 

わかりやすく現代風に例を示してみればこんな感じでしょうか?

 

もしあなたが、「 ハイパーインフレーション起こりそうだよなぁ・・・」

と思っているとします。

ネットが発達してるので、まぁパッとググるのが最初でしょうか?

 

例えば、

ハイパーインフレーション 起こる

・・・といったキーワードで。

 

そしたらきっとハイパーインフレーションが起こるだろうなぁって言う情報ばっかり集まりそうじゃありませんか?

 

そういうことを無意識の間にしているうちに、

「やっぱりな!自分が思ってる事は正しい!」

と言う方向に、きっと進んでゆくでしょう。

 

 

・・・まぁほんとに合っていれば問題ないんですけれども

間違っているときには、目も当てられません。

 

確証バイアスを解除するには?

 

具体的対策はやはり、【反対意見も、 意識して 探してみる】ことでしょうか。

 

例えば・・・

先の例なら、

ハイパーインフレ 起こらない」など、

意識して自分の意見と逆のキーワードで検索してみる

のが解決方法の一つかと。

 

きちんと、その反対意見を論破できれば、自分の意見は真相に近いかもしれませんし、

少なからず、自分の見落としに気づくかもしれません。

 

あるいは、

ツイッターで話題の銘柄が結構良さそうで、気になる。

でも中にはポジションを取っていない人もいるはずだよな。

こんなに魅力的なのに、なんでポジションを取っていないんだろう?何か見逃していることがあるんだろうか?

⇨誰か理由を話していないかな?反対意見も知りたい。

 

 

実際私はこんな感じで、 良い銘柄を見つけたなぁと思った後は意識して反対意見を探しています。

 

おまけで、先日カピバラさんのツイートを見てその通りだよなぁと思ったものを紹介します。

 

これがまさに、確証バイアスに近いところを感じます。

 

何の情報もない状態で見たら、単に良さそうな銘柄候補か?と思うかもしれませんが、

「有望かも!調べてみよう! ・・・やっぱり、なんか強気な人多いぞ!!」

と言う感じで、買いを後押ししてしまわないかは結構心配したほうがいいと思います。

 

大抵の人は、銘柄に強気な理由こそたくさん紹介すれど、弱気な理由は、わざわざ流そうとは、あまり流さないんじゃないかなと思います。

 

みなさんはどう思いますか?

上記例は私の一意見に過ぎないので、ぜひご自身で考えてみて下さい。

 

 

また記事が完成次第、続きをアップロードしたいと思います。

以上となります。
それでは、引き続きパフォーマンスの向上に努めましょう。