【相場の潮目?米国株】相場の波に乗るための珠玉ツイート:4
相場の転換点。
次の波に乗るべく参考になったツイート、個人的所感。
・金利上昇と株価
・調整局面で確認したいマクロな相場環境
・米国株は長期で右肩上がりの原点
・グロース株は終わっていない(たぶん)
【前書き】
最近、個人投資家の影響力が大きくなっています。
下で引用リツイートしたのですが、高レベルな議論がTwitter上でやり取りされることもある時代です。
うまく情報収集して、パフォーマンス向上につなげたいところです。
とんでもないスレッドでした…
— かぶぴ@ 新卒弱小 米国株投資家 (@Stock_pi) 2021年1月12日
Twitterという気軽なプラットフォームでやりとりされる議論のレベルが高い。
優秀な人たちが好きなタイミングで議論して投資判断の糧に出来るようになった時代の流れも、個人投資家にポジティブな材料かも、と思いました。 https://t.co/nz5fxAZoNl
というわけで、個人投資家が気軽に議論するツイッターを活用した情報収集をしています。
自分が気になったツイートを列挙。
【1.相場の転換に関して】
2月、金利の上昇が止まりませんでした。
この時起こった、金利高、株高の相場観です。
今週の米国市場は株式・長期金利・コモディティが揃って上昇。一言でいえば、金利とコモディティが低位安定する中で株価だけが上昇していく金融相場から、米国経済の回復を元にしたリフレトレードが進んだ1週間だったと見ています。新しい1週間が始まる前に、私見を交えておさらいしていきます。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
①株式市場
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
下図は今週1週間の主要指数の推移。4指数いずれも続伸しており、特に小型株(ラッセル2000)とハイテク株(ナスダック)の上昇が目立つ展開です。
小型株の続伸は、民主単独でのコロナ経済対策合意への期待が高まっていることが背景にありつつ、金融相場から業績相場への移行期間という pic.twitter.com/xWjDaHkvO1
端境期で大型株の値動きが重く、値動きの軽い小型株に資金が集まっているからだと捉えています。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
ハイテクはGAFAMなどの超大型は上値が重たい一方で、 $NVDA などのひとつ下の時価総額クラスの銘柄に資金がシフトしていた節があります。このフローにはリバランス以外の意図はないと見ます。
4指数の値動きを直近半年で見ると以下の通り。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
改めてファイザー・バイオンテックのワクチン報道で小型株上昇の勢いが加速しているように見え、単に値動きが軽いから買われているだけではなく、コロナ後を見据えたトレードである可能性が高いことを示唆しているように思います。 pic.twitter.com/Obcvn8bbDH
ちなみに話題となっていた $GME の株価は以下(上2つ)の通り。出来高とショートボリュームを見る限り完全にブームは去ったという状況。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
代わりにブームなのが中国関連、葉っぱ🌿関連株。以下(下2つ)は後者の $SNDL で、出来高を伴った買いと膨らんだショートの攻防が見て取れます。 pic.twitter.com/kWWxsKfMBx
大型株の値動きが重い以上、一部小型株の投機的な盛り上がりはテーマの移り変わりを経ながらも、今後も続くと見てます。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
②債券(金利)市場
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
下図は米国債10年金利の1週間の推移。横ばいで推移していたが金曜日に比較的大きな上昇を見せ、1.2%を明確に超えてきました。
20年、30年金利もほぼ同じ割合で上昇し、30年は節目となる2.0%超え。先週末以降、雇用統計やCPIなど個人の労働環境や消費行動を示す経済指標が期待を pic.twitter.com/Bp1jIa1aeq
下回っているため、週半ばあたりでリフレトレードのマインドは若干後退気味だったように感じましたが、中期的なトレンドとして金利はやはり上方向ということだろうと考えます。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
③ドル
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
1月半ばからドル高に転じていましたが、勢いはなくなり再びドル安基調に戻った感あり。 pic.twitter.com/HPE2A59nZb
④コモディティ
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
コモディティはゴールド以外が総じて上昇。2月に入ってからのコモディティ上昇トレンドはリフレトレードを最も想起させるなと感じます。
コモディティに入れて良いか微妙ですけどビットコインも上昇。 $TSLA がBTCでの自動車購入を受け入れる方向性を打ち出したり、仮想通貨に pic.twitter.com/TDflh0LdEr
大手金融機関が相次いで参入する見通しが伝わるなど、仮想通貨そのものの注目度が先週は一段と上がったように感じます。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
「まだビットコイン持ってないの?」なんて煽り動画がそろそろ出そうですね。(もうある?)
⑤オプション市場
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
S&P500のインプライドボラティリティ(オプションプレミアムから逆算される将来の予想変動率)はコロナショック以降、最も低い水準にまで低下しています。
コロナ前の水準に戻っていないのは投資家層が増えたことでオプション取引自体が盛ん(Call買いとか)ってことなんですかね。 pic.twitter.com/wzEYXh7pDa
振り返りは以上です。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月14日
小型株の盛り上がりが目立つ米国市場ですが、俯瞰してみると《リフレトレードの進展》というシンプルな1週間だったと総括します。以上です。
【2.調整局面のメンタルコントロール】
私のメンタルケア方法
— 毒キノコの米株投資! (@kinocodesunen) 2021年2月7日
過去のトレードを振り返るのは非常に大事だと思って、毎週まとめるようしてますが、その時にとても注意していることがあります。
よく「あの時売らなければ…」とか「利確しておけば…」ってこと死ぬほどあると思いますが「実は選択肢は1つしかなかった」と私は思っています。
たとえば「売って売って売って!」の号令で慌ててPLUGを売った後に暴騰したとしても「その時の自分にとってはその選択肢を取る意外の道はなかった」んです。
— 毒キノコの米株投資! (@kinocodesunen) 2021年2月7日
これは数学的に考えてもらうとわかりやすいです。
xが1、yが2の時、x+yは必ず3ですよね?
これと同じで、人が何かを決定する時も、
その人の経験(x)、知識(y)、メンタル(z)みたいにそれぞれの変数が、何かしらの数式で計算された結果が「行動」になると考えます。
— 毒キノコの米株投資! (@kinocodesunen) 2021年2月7日
つまり、その時点で取れる選択肢は実は決まっているのです。
なので「あの時ああしていれば」という悩みはまったく無意味と思います。
考えるのは、
自分を変えるためにはどうするべきか?だけです。
— 毒キノコの米株投資! (@kinocodesunen) 2021年2月7日
たとえば「売って売って売って!」には実際たいした意味はなく、ただのエンターテイメントであるという知識を知っていれば変数は変わりますし、行動も変わります。
むしろ一度失敗したことで経験の変数が変わっているので、
次の行動はすでに変わっているはずです。
— 毒キノコの米株投資! (@kinocodesunen) 2021年2月7日
これが成長です。
私はこの考え方で含み益を−32%にしました
最後に軽い冗談を入れて和らげていらっしゃいますが、大変勉強になる思考だと思っています。
【3.調整局面でこそ振り返りたい相場環境】
次に、調整局面では今の相場環境に不安を感じますが、
下記ツイートが参考になりました。
相場環境は引き続き株高にポジティブと言えましょうと解釈しました。
事実の整理
— ミスター・ラビット@新高値銘柄推進派 (@MrRabbit9119) 2021年2月15日
1. 緩和マネーが世界に溢れてる
2. マネーは常に利益を生むところへ流れる
3. 新規参入投資家が急増している
4. 持つ者と持たざる者の間で格差が急拡大している
5. 🇺🇸の唯一の脅威は🇨🇳である
6. 🇨🇳は世界最大の人口を抱える国家である
7. 🇨🇳は政府主導で様々な分野での発展を後押ししてる
◯◯ショックが来たとしても△△FRB議長と財政がなんとかしてくれますし。。。冗談抜きで。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月15日
また、損を被っているのは初心者だけでなく、ベテランもそうだというツイート。
これまでの経験が、かえって相場への波乗りを難しくするという側面もありそうです。
こういうアゲアゲの地合いだと、株のベテランはさぞ大儲けしてるんだろうな!って思うじゃん。実はそんな事なくて。意外と恩恵ゼロの人もいたりするんだわ。逆に初心者でレバ掛けて買い捲った人は、短期で数倍とか普通にある。初心者は無邪気だけど、ベテランは相場の反動を恐れてるんだよ。
— ヤリ手ジジイ (@yaritejijii) 2021年2月15日
「今回の相場は本当なんじゃないか?このまま永遠に続くんじゃないか?」って思ったところが大体天井で。やはり例外なく最後は弾けるんですよ。これを日常生活に例えると「まぐれのふりして触れば許してくれんじゃないか?イケるんじゃないか?」と思って触ったら、私服の女性警察官だったパターン👮♀️
— ヤリ手ジジイ (@yaritejijii) 2021年2月15日
そして、「暴落」といった過激な言葉に踊らされることなく、安い時には少しずつ買い向かいたいものです。
「暴落する」と言う方が相場と適度な距離感を保って、いかにも冷静・頭良さげな印象ですが、実際は儲け損なってるだけなのではないかと推察。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月15日
歴史的にも米国株は考え過ぎず、好業績銘柄を淡々と買い増ししていった方が儲け易いと思います。 https://t.co/h5Tzahq3AP
米国株は、長期で強く右肩上がりの成長を遂げてきたのですから。
そういった市場に魅力を感じて、投資を始めた人は多いのではないでしょうか?
短期の値動きに翻弄されて、その原点を見失うのは、勿体ないと思います。
【4.グロース株は終わったのか?】
アツさんによれば、ポストコロナでもグロース株が株高をけん引すると考えられるようです。
(解釈が違い増したら申し訳ありません)
私もそうだと思います。
どんな相場環境であろうが、投下した資金を、ガッツリ増やしてくれるのはグロース株です。
また、バリュー株は
「安い」という値付けがどの株価まで成立するか?
というのを見極めるのが難しい、というのも個人的所感です。
グロースのわりに、安いというのが、
比較的リスクを低減しつつ大きな利益を享受する狙いとして良好に思います。
ポストコロナでも、最終的に海パンを履いてるのはグロースだとわたしは思っています。バリューは途中で海パン脱げそう。 https://t.co/1UYF6IrZM1
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月16日
だと思います。既に資産を大きく築いていて、日々のボラティリティをマイルドにしたいなら安定した(成長しきった)バリューでも良いかなと思いますが、これから築きたいのにバリューだと鈍行列車だよなぁ、と。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月16日
結局成長してる企業にお金戻ってきますよね。
— とも丸@米国株YouTuber (@tomosinvest) 2021年2月16日
長期金利の上昇ピッチが少し早いことで今後の展開が気になる米国株ですが、プレ見る限りこんな感じ。
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月17日
ハイテク大型 横ばい
ハイテク中型以下 弱含み
シクリカル 横ばい
この後に発表される小売指標次第で金利が更に上へ駆け上がるようなら、ハイテク中型以下は要注意と思います。
個人的にはポストコロナでも最終的には結局ハイテク(グロース)がシクリカルに勝つと思ってますが、金利の上昇ピッチが早ければ、短期的にはハイテクは焼かれると思うので警戒しといて良いと思います。 https://t.co/3tU0bZL2Sl
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月17日
ちなみに、最終的にハイテクがシクリカルに勝つと思ってる理由は、シクリカルの業績が大して伸びないと思ってるから。コロナ前の水準を取り戻せる企業が果たしてどれだけあるのか。一部レジャーは爆伸びするかもですが、全体は果たして…
— アツ|US Stock Banker (@a_us_stock) 2021年2月17日
ハイテクにとって金利はネックになりますが、第一は業績かと。
最後に、グロース株の管理方法に関して優良な情報がありましたので、共有いたします。
ブクマ推奨👀
— スタリオン🦄機を見るに敏 (@investallion) 2021年2月15日
ハイパーグロース株銘柄における日々のお手入れ方法|米国企業を中心とした株式投資に役立つ情報マガジン @tradetool1 #note https://t.co/GXQq110jKR https://t.co/Mv2lKCpYeL
以上となります。
それでは、引き続きパフォーマンスの向上に努めましょう。