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2020.04から、運用資産60万円からの投資スタート。資産額が小さい者には人権が無いのか?自分で確認してみたい。米国株と少し日本株。

ハイテク株がどうなるか?考察@米国株

【結論】

・長期でのハイテク株bull視点は継続。

ただし買い方には今までよりいっそうの注意が必要。

 

・市場予想を上回り続けたハイテク銘柄に厳選、下落でも定期的に少量ずつ増す。

 

・QQQなど、ハイテク全体は懸念事項多数。

しばらく新値を見ない可能性。買い保留。

 

 

 

先週までのマーケット
ナスダックは大きく下げ。
8月頭ぐらいまで指数が戻っちゃいましたねー。
おかげでポートフォリオがボロボロ…
まぁ短期の話だと思って銘柄は入れ替えてませんがね。

その代わりにやや戻ってきたのがバリュー株。

過熱感があるハイテクから、
バリューへの資金の流出が考えられます。


今後の流れを考えましょ。

1、大統領選挙
トランプ当選の場合
税金は据え置きになると思われる。
これはハイテク株にとって追い風要素。

バイデン当選の場合
増税の可能性あり。
これはハイテク株にとって向かい風。
代わりにエネルギーセクターが来るか?

目先9月10月は…
2、大型IPO多数
IPO銘柄にやや資金が集まっているはず。
しかしその資金の出所はどこかっていうの考えなければならないかなぁと。
だって、お金が全体で増えてるわけじゃないしねぇ。
すなわちどこかの資産から資金流出があるはず。
僕だったら、1番過熱感があって利ざやがもう取れているハイテク株をいくらか利確して、IPOに回しちゃうかなー。

と言うわけで、ハイテク全体ではIPO銘柄への資金流出があり、更に下があると予想。

 

3、ワクチン承認の可能性

ファイザーとバイオンテックが先頭バリバリ走ってますねー。
ワクチンが承認されれば、長期金利の上昇、失われた日常の復活を連想し、債券やバリューへの資金流出が加速するかなと。

そしたらさらにもう一段の下げを予想。

4、下げ相場が続いた場合の信用取引退場
ロビンフッター等の台頭により、bullに入り続けた個人投資家が退場してしまう可能性もあるかなと。

そうすると売り圧力が増すほか、容易に買い増す雰囲気がなくなり、ハイテクからの資金流出がさらに深刻なものになると予想。

 

まとめると…

 

とりあえずQQQ買っておけ、ハイテクなら何でも買い、の風潮は改まるかもしれませんねー。
押し目に見えなくもないですが、押し目と確信できる様子は特に無いかな?
むしろ短期で不安要素の方が大きく、多く積み上がっているように思われる。

 

ハイテクセクターはグロース株が多く、
バリュー株のような営業キャッシュフロー、その他資産などで判断することがかなり困難。
そうすると、投資家モメンタムもかなり重要な要素になってくると思います。
つまり市場全体が買い向かっているときはドンドコドンドコ上がっていくけど、その心理状態を支えるものはほんとにモメンタム位でそれ以外はかなり脆弱。

落ちる時もかなり落ちると予想。
さらにその復活にもかなり時間がかかるのではないかなと。
投資家たちが、また自信を持ってモメンタムが強気になるまで、横ばいまたは下落が続くと思われる。

新値更新には、相当時間がかかるかも。

ネガティブなことばかり書いたけれども、
ハイテク株ほどのスピードで成長を見込める魅力的なセクターが他に思いつきません。
ここは大前提で何も変わっていません。

ただ今までのように何でも買ってりゃいいと言うわけではない。
また短期に大量に仕入れてしまうのも危険。
じゃあどうするかと言うと、グロース株の中でも資金がきちんと集まりそうな会社にだけ投資するのが有効な手法と思われる。
例えば、CRWD,ZMなどは、機関投資家のコンセンサス予想を毎四半期上回り、好決算を叩き出し続けています。

すなわち期待以上の成果を上げ続けていると言う銘柄、そういう銘柄はほとんどありませんけれども、

ほとんどないからこそ、資金の流出も限定的になると予想できます。

逆に、乗り換えの利く銘柄はかなり危険だと思います。


極めて有望な銘柄を厳選して、チマチマ買い足して行くのが良いかなと。

長期的には、チャートで気づかないような先になっていると思います。コロナですらまぁ大した下げには見えないですからねー。長期で見たときには。

 

つまり、長期でのハイテク株bull視点は継続。
ただ、買い方には今までよりいっそうの注意が必要だと言うことです。

 

じっちゃま 八木 もみあげ かぶ1000